ドキュメンタリー映画「ありがとう」
の完成試写に、
カメラマンの大枝くん(まだ独身)と行ってきました。
場所は京橋にある「日本映画美学校」の試写室。
「ありがとう」(2006)
監督・伊勢真一
撮影・石倉隆二
上映時間1時間45分のドキュメンタリー。
結論からいいます。
ここ数年来見た中での最高!!
ものすごく素晴らしい映画!
です!
★は文句なしの、
★★★★★!
本当に、掛け値なしに、
いい、素晴らしい映画です。
ぼくもテレビながら
ドキュメンタリーを大枝くん(まだ独身)とともに
かじってきたので、
ここに映し出され、構成された映像が
いかに豊かな時間と空間
を描き出しているか、
最後の最後まで圧倒されました。
この映画は、
知的障害者の奈緒ちゃんとその家族を追った記録で、
これが3作目になるそうです。
一作目「奈緒ちゃん」は主人公の奈緒ちゃんが8歳の時、
それから2作目「ぴぐれっと」、そして今回「ありがとう」。
奈緒ちゃんは今回の映画の中で、32回目の誕生日を迎え、
住み慣れた家を出て、自立をめざすというもの。
一作目から数えて25年(!)撮影は続いているそうです。
映し出される風景は、
本当に日常の生活そのもの。
そこはかとなく可笑しい家族の姿に、
劇場は笑い声が響いています。
観客が笑顔になってしまうほど、
映し出された映像は、魅力にあふれています。
劇映画と違い、ドキュメンタリーで
ここまで素晴らしい映像を捉えていけるには、
「撮影される側と監督の信頼関係」
「的確な視線で空気を撮るカメラマンの眼」
がなければ、到底不可能です。
そして、編集による
「取材者への愛情」
がなければ、
これほど密度の高い、再構成された芳醇な時間を
うみだすことは出来ません。
これぞ、ドキュメンタリー!
映画「ありがとう」は
ドキュメンタリーの持つ力がいかんなく発揮された傑作です。
ぼくはこのような作品に触れられると、
「生きててよかったあ〜」
と、心の底から感謝します。
上映後、金ちゃんの計らいで、
伊勢監督にご挨拶させていただきました。
こういう先輩がいらっしゃると、
ぼくも頑張ろう、と思うのです。
伊勢真一監督作品「ありがとう」、
これから日本全国を回ります。
機会があれば、ぜひ観てください。
きっと、ものすごく幸せな気持ちになれます。
ちなみに。
先日、金ちゃんと話をしていて、
あまりの偶然に驚いたことがひとつ。
1月にジャングルウォークで
「織部冴子の奇跡」の読み合わせをしたとき、
来てくださった俳優座の女優さんの一人が、
この伊勢監督のご息女・佳世さんであったのです。
そういえばあのとき彼女、
「お父さんもドキュメンタリーの監督してます」
っていっていました。
そのときは、名前を伺いながらも、
まさかあの「奈緒ちゃん」をつくった監督だとは
結びついておりませなんだ。
いやあー、世の中って、
楽しいな〜!
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繋がりを感じた時の鳥肌はたまりませんな〜。
おいらもドキュメンタリー観る!
是非、観てください。
ホントにいい映画ですよ。