2006年03月30日

十分間の人生

自分の映画の話ではありません。

 「十分間の人生」

という映画の企画です。
黒澤明文化振興財団が行っている

 ショートムービーコンペティション

です。

詳細は、こちらのホームページ
見ていただくとして、



短いから簡単というわけでもありません。
ぼくもかつて、17分間の短編映画を
2本ばかり作ったことがあり、

 「短いからこそ要点を絞りきる」

これが何より大切なのだ、と痛感しました。

映画は時間の芸術ですから、
短くても長くても
密度の濃い時間を作らねばなりません。
3時間半を超える「7人の侍」のような長い映画でも、
一気に見てしまうものもあります。
逆に短くても退屈だ、というものもあります。
十分間でも、
見応えのある作品をつくることは
当然、可能なのでしょう。

要点、つまりテーマを明確にすることができたなら、
どんな方法で描けばいいのでしょう。

映画やテレビは

 編集

という作業があり、
ワンカットで一年間、時間をとばすことも
過去に戻ることも出来ます。
当然、ショートフィルムでも
編集を加えればいいわけです。
十分間の人生、それを描くことはできます。

と、つらつら考えているうちに、
脳裏に変なアイディアが浮かんだのです。

 「リアルタイム10分で描く人生」

ってできるんじゃないか、と。
そう、劇中もリアルな10分しか進行しないわけです。
昔、井上ひさしさんの小説「吉里吉里人」が
作中の進行時間と読む人のスピードが同じで進む、と
話題になりましたが、
この映画もそれで作ってみるのです。

かつて、ギリシア古典演劇はそうだったらしいのですが、
もう一回、映像でやってみるわけです。
たぶん、映画の世界でも、
その手法で作られたものあると思いますが、

 「あえて縛りをつくることでアイディアを出す」

ことをやってみる。
なにしろ、10分間しかないのだから、
どうやるか考え抜かないと、
テーマのある作品にはなりません。
でも、もしそれができると、
それだけでも価値がある気がします。

十分間の人生というより、

 人生の十分間。 


人が死ぬとき、
人生が走馬燈のように巡るといいますよね。

あれかなあ。
…なんか、考えてみようかな?
posted by che Katsuto at 20:55| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | 新しいことって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
24みたいなね。
リアルタイムで進行するジャックの長い24時間!
みたいなね。
Posted by ちよ at 2006年03月31日 09:43
お、出すんだすか!
出すんだすか!

200万狙うだすか!

手伝い入ります?
ワクワク
Posted by 裏○ at 2006年03月31日 09:52
>裏ちよさん
あれ?「織部冴子」は?
それはどーするの?
Posted by che cobara at 2006年03月31日 19:52
リアルタイムで進行する冴子の長い24時間!

で決まりでしょう。
それか冴子の10分間
Posted by ちよ at 2006年03月31日 21:14
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