2009年05月21日

ベストな予告編に悩んでます…

本編を見せるために、
試写室を探していますが、

 「トレーラー、いるんじゃない!?」

それも、早急に。
それこそ上映前にみせるべき
大切なツールじゃないのさ?

作らなきゃ、と思いつつ、


仕上げだの、試写会の準備だので
すっかり頭の片隅に追いやられていました。

トレーラー、予告編づくりは
ぼくは嫌いではありません。
もう20数年前、テレビの製作会社で
ペーペーのADだったころ、
雑用係から、はじめて創作をさせてもらったのが番宣、
いわゆる番組宣伝のスポットでした。
15秒、30秒の短い時間の中で、
いかにおもしろそうな内容なのかを宣伝をするというもので、
結構楽しみながら作っていました。
そのときは先輩のディレクターがつくったものを、
ぼくが要約するわけですが、
今考えると、それが番組とは何か、
要点とはなにかを考え、理解するためには
よいトレーニングになった気がしています。

仕事がルーティン化し、漫然とこなすようになると、
肝心な部分をつい忘れがちになります。
たかだか15秒ですが、
誰に向かって何を伝えるのかを、
番宣作りで再意識させられていたように感じます。

もっとも当時は先輩の作ったものでしたから、
客観視することができましたが、
自分がつくったものを、さらに宣伝するということは
なかなか難しい作業です。

プレス用に写真を選ぶときもそうでしたが、
ぼくにはフレームの外、前後が分かっているため、
映像をチョイスするときに
頭の中でフィルターをかけてしまい、
宣伝に必要なインパクトを見逃しているように思えます。

 「このショットの持つインパクトと、
  見る側に与える想像性」

ショットの印象を再認識し、
前後をわすれて選ばねば、
よいトレーラーをつくることはできない気がします。
物語を知っているから、

 「この絵はいい絵、好きな絵」

とおもって選んでも、
全く知らない人には伝わらないという結果になりかねません。
そう考えると、
ショットだけでなく、
トレーラーという動画の短い時間で
何を見せるか、何を目的とするかは、
とてつもなく難しいのです。

これまでいろいろな映画の予告編をみてきましたが、
印象的なものはたくさんありました。
キューブリックの「シャイニング」あたりは
すごいインパクトでした。
でもボク的一番を選ぶと、

 黒澤明監督「七人の侍」「天国と地獄」

であります。
だって、
予告編なのにですよ、
これからみんなに見せるのにですよ、

 「ラストの結末から始めてる予告編」!

ありえないでしょー?

 「侍の墓が4つ並んだ」とか「事件は終わった」

というナレーションや映像を、
予告編の冒頭に持っていくなんて、スゴすぎる。
予告編を黒澤監督自らが作ったのかどうかはわかりませんが、
本編に力と自信がなければ
そんな予告編つくれないです。
予告編だけで感動ものです。

「369のメトシエラ」でも、
そんなすごい予告編の真似したいけど、
そこまでの自信、ないんだよなあ。




posted by che Katsuto at 12:24| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 配給・宣伝活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そんなこと おっしゃらないで

自信持って ばーんと
やっちゃってください!!
Posted by きんきん at 2009年05月22日 20:51
>きんきんさん
ほんと、自信もたないといけませんね。
でないとみんなに申し訳ないですもんね。
ばーん、と頑張りますよ、ばーんと。
Posted by che cobara at 2009年05月23日 18:11
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