2009年05月02日

ディレクターステイトメントを書く


 「ディレクターステイトメントは監督が書いてください」
 「何それ?」

スタッフ会議での発言。
プレスキットを作る上で、
一番大切なものということらしいです。

 「企画意図みたいなもんです」
 「ははあ」


今作ったばかりの映画はとてもプレーンな状態で、
いったいどういう映画なのか、
まったく認知されていない状態です。
これから少しでも興味を持ってもらうために、
どんな切り口で見せていったらよいか、
それにあう映像はどれかなど、
決めていかねばなりません。

 「それでディレクターステイトメントが大事になるんです」

そういわれて、
先日から取り組んでいるのですが、
なかなか前に進みません。

改めて、企画意図といわれると、
どうまとめていいか分からない。
言いたいことや伝えたいことは映画の中に押し込めたから、
それをもう一度、文章で表現すると
なんだか言い訳をしているような文章になってしまいがち。

それでも書き始めた。
しかし読み返すと

 「これって粗筋じゃん!?」

それで、また書き直すと、

 「ただの解説じゃん!?」

企画意図からはほど遠い。
自分の文章力のなさと
まとめられない力不足を痛感しています。

プレスキットではステイトメントだけでなく、
粗筋をまとめあげ、
物語の背後にある伏線なども
興味深くなるように書かねばなりません。

 「けっこう大変じゃないのさ!」

ひとり騒ぎながら、頭かかえています。

世の監督、と云われる人たちはみんな、
この作業をしているのかしらん。
みんなやっているとすれば、すごいですよ。

映画監督という職業は
伝えたいことがいっぱいあって、
それを伝えるならば言葉だろうが文章だろうが
精力的に作ることができる人がやる。
とすればさ。

 「むいてないな、おれ」

人見知りだし、
うまくしゃべられないし、
文章もうまくない。
人から質問なんかされた日には、
貝のように黙りこくってしまいそうです。

ここで愚痴っても、
ステイトメントは一行も進まない。
昨年のGWは、シナリオ書き。
今年はプレスキット作り。
休み、欲しいよ。


posted by che Katsuto at 12:12| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 配給・宣伝活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
監督さん お仕事 ご苦労様です
ステイトメント! そんな言葉は
初めてお聞きしました
色んな事 たくさん たくさんですね

ジャングルウォークのHPにある
369のメトシエラ のあらすじを読んで
私 とても観たい!と思いました
不思議な歌に出会うべくして出会った 主人公がどうなっていくのか 
ホントに 早く観たい!早く知りたい!
って思いますもの
主人公が他人と係わりを持たないのは
どうしてなのか?とか 
そんな主人公が 若い男の子を助けたのは
なぜなのか?とか
隣の部屋のおばあさんの正体は?とか
どうして 主人公が選ばれし者になったのか?とか
私の妄想はどんどん膨らんでますもの
あのあらすじだけで 充分面白くて
想像をかきたてられます

大変だけど 観る人をひきつける
素敵なプレスキット 
きっと できますとも
監督さんなら!
応援していますね♪
Posted by きんきん at 2009年05月02日 23:00
>きんきんさん
ありがたいお言葉です。それが今の自分にはとても励みになります。
でもなんだか期待が大きくふくらんでいらっしゃるようで…実際、ご覧になられてガッカリだったらどうしよう…それが、とてつもなく怖いです…
Posted by che cobara at 2009年05月05日 00:51
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